チャーリーとチョコレート工場
ミリオンダラー・ベイビー
キング・コング
④ビヨンド the シー
四月の雪
⑥大統領の理髪師
⑦ヴェラ・ドレイク
⑧マラソン
⑨マルチュク青春通り
宇宙戦争
11ライトニング・イン・ア・ボトル
八分の短編『岸辺のふたり』は他との比較が難しい。よって、番外一位とします。
チャーリーとチョコレート工場』は無類の面白さ。チョコレートはチョコレートでも相当ビターな味で悪意に満ちている。ご家族連れでご覧になっていた方が多かったけれど、この味、お子様には少々苦かったのでは?
ミリオンダラー・ベイビー』については、キネマ旬報SAYURI』特集号[読者の映画評]欄をご参照。
宇宙戦争』はバカにする人が多いようだけれど、この映画の良さは、まさに知識人ならバカにするであろうB級な精神に溢れているところ。この手の映画を撮ったときのスピルバーグは子供のように無邪気。ドリームワークスでは五十年代SFの一本『地球最後の日』(中学生の頃、テレビで見て興奮した)のリメイクを準備中とか。楽しみである。
もうひとり、荒唐無稽なB級映画に熱を上げたのがピーター・ジャクソン。彼の撮った『キング・コング』はオリジナルへの敬意に溢れ感動的ですらある。現在上映中。必見。
『ウィスキー』『ネバーランド』『シンデレラマン』『春夏秋冬そして春』『サマリア』などがこぼれた。
カーティス・ハンソンの『イン・ハー・シューズ』、『肉の蝋人形』のリメイク『蝋人形の館』、トニー・スコットの『ドミノ』は上映期間が短くアッという間に終わってしまったために見逃した。
ジェイミー・フォックスの『Ray レイ』、ソン・ガンホの『復讐者に憐れみを』、ジュード・ロウの『アルフィー』、『ライフ・イズ・コメディ!』は当地では上映されていない。残念!
バッド・エデュケーション』は敬遠。