『ロッキー・ザ・ファイナル』


およそまる三ヶ月更新をサボりました。
これだけサボると、あらかたの読者は二度とアクセスしてこなくなるでしょう(笑)。
そこで、これを機に日誌を少々リニューアル。
徐々に長大化していた内容をなるべく簡素に、気楽に書いていくことにします。
双葉十三郎先生は、映画を見るうえで長年ワタシのお師匠さん的存在でした。ですので今後は見た映画を双葉式採点方法である☆★印で評価することに。
あくまでお遊びの精神です。
基準は双葉先生の『ぼくの採点表』にならって以下のとおり。
☆ひとつはおよそ20点、★は5点前後といった感じで、だいたいの目安にすぎません。
なお、テーマや主張が立派だというだけで映画は評価できるものではありません。基準はやはり、いかに映画的に楽しませてくれるかです。


☆☆☆☆以上 ダンゼン面白い
☆☆☆★★★ 上出来の部類
☆☆☆★★  まずまずの面白さ
☆☆☆★   いま一歩の出来
☆☆☆    いささか退屈
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今夜は再開第一夜『ロッキー・ザ・ファイナル』。

『ロッキー』第一作に感化されてジョギングや筋トレを始めた世代ももはや五十代。多くは今やメタボリック症候群とやらで無残に太鼓腹をさらけ出し、ちょっと階段を駆け上ったくらいでゼイゼイと息を切らす情けない中高年に成り果てた。
ロッキー・ザ・ファイナル』は、そんな体力も自信も失ってすっかり元気をなくしてしまったオッサンたちを鼓舞し、尊厳を回復させてくれる映画である。
ロッキー・ザ・ファイナル』の構成は第一作とほぼ同じ。ほとんどリメイクといっていいほど忠実に第一作をなぞっている。違うのは、妻のエイドリアンがいないことと、ロッキーが少々老いたことくらいか。なのに第一作から三十年という月日を全然感じさせないこの新鮮さはどうだろう! 興奮した。
シルヴェスター・スタローンの脚本は堅実、監督ぶりも実に堂に入っている。まったく素晴らしい原点回帰!
思わず走り出してしまうあのテーマ音楽は、もちろんビル・コンティ畢竟の名作。
必見!

ザ・ベスト・オブ・ロッキー「ロッキー・ザ・ファイナル」サウンドトラック

ザ・ベスト・オブ・ロッキー「ロッキー・ザ・ファイナル」サウンドトラック