☆☆☆☆★

『火垂るの墓』

意識的に長年見ることを避け続けてきた作品。きっと打ちのめされるに違いないとわかっていたから。地上波で放送されたのを機に、ついに見てしまった。やはり予感は的中した。 『火垂るの墓』は、“悲しい”などという通り一遍の言葉では表せない、厳粛で、崇高…

『二十四の瞳』

夕食を済ませてテレビを点けたら、ちょうど『二十四の瞳』を放送中だった。三分の二をすでに過ぎたあたりだったのでチャンネルを変えようと思ったが、ついつい引き込まれて最後まで見てしまった。再見は三十数年ぶりのこと。 瀬戸内海が眺望できる料理旅館の…

『ザッツ・エンタテインメント』

NHKーBSで連続放映された『ザッツ・エンタテインメント(1〜3)』と『ザッツ・ダンシング!』を楽しんだ。疲れ果てた中年にこういう映画は本当にありがたい。 特に『1』は、三十年前に初めて見て以来、最も繰り返し見た映画。何度見ても豪華で楽しく…